
あらかじめ一連の流れを知って、リハーサルしたい!
結婚式を直前に控えて、「そういえば教会式ってどんな流れで、なんて答えればいいの!?」と焦り出す新郎新婦さんは実は少なくありません。
大勢のゲストがいる前で、外国人の牧師先生目の前にしどろもどろ…なんて、したくないですよね。
そこで、国内と海外でウエディングプランナーとして8年働いている私が、教会式の流れやセリフ、更には英語での問い掛け内容とその答え方について徹底解説します。
この記事を読めば、教会式の流れと答え方が理解でき、挙式の流れに対して不安がなくなるはずです。
- 教会式での誓いの問い掛け内容と答え方
- 英語版・教会式での誓いの問い掛け内容と答え方
- 教会式の流れ
- 牧師と神父の違いについて
目次
結婚式で神父・牧師から問い掛けられるセリフとは?
司式者によって、問い掛け方やセリフは少し異なりますが、大まかな流れを下記に記載します。

そして大きく分けて、問い掛け方式か、同じ文章を繰り返す方式があります。
問い掛けであれば、司式者が問い掛けた後に答えます。
同じ文章を繰り返すのであれば、司式者が言う誓いの言葉をそのまま反芻していきます。
では、誓いの言葉を見ていきましょう。
新郎〇〇は、〇〇さん(新婦)、あなたを
健やかなる時も、病める時も
豊かな時も、貧しき時も、
あなたを愛し、あなたをなぐさめ
命のある限り真心を尽くすことを誓います
(もしくは、誓いますか?)
(質問形式の場合は)新郎:「はい、誓います」
新婦〇〇は、〇〇さん(新郎)あなたを
健やかな時も、病める時も、
豊かな時も、貧しい時も、
あなたを愛し、あなたをなぐさめ
命のある限り真心を尽くすことを誓います
(もしくは、誓いますか?)
(問いかけであれば)新婦:「はい、誓います」
これで予習は完璧ですね★
神父・牧師から問い掛けられる台詞〜英語バージョン〜
海外挙式だと多い、オールイングリッシュの式。
国内でも、外国人の司式者で、英語で式をすることが多いですよね。
普段英語に慣れている方でも、結婚式という場面では「緊張してしまって、英語がわからなくなってしまわないか心配!」「英語が聞き取れなかったらどうしよう」と心配する方も多いです。
そこで、英語バージョンでも記載しておきますので、ご安心ください♡
Minister: [Groom] – you take this [Bride] to be your wife;
to live together in the covenant of marriage
Do you promise to love her,
comfort her, honor and keep her,
in sickness and in health;
and, forsaking all others, be faithful to her as long as you both shall live?
新郎: I do.
Minister: [Bride] – you take Groom to be your husband;
to live together in the covenant of marriage
Do you promise to love him,
comfort him, honor and keep him,
in sickness and in health;
and, forsaking all others, be faithful to him as long as you both shall live?
新婦: I do.
新郎(新婦)、新婦(新郎)をあなたの妻/夫として一生一緒にいるために誓いをします
あなたは病気の時も健康な時も彼女/彼を愛し、癒し、真心を尽くし
死が二人を別つまで固く貞節を守ることを誓いますか?
Do you〜?ときたら問い掛けられているため、「I do」の準備をしておきましょう!
これを機に英語を学び、緊張していてもしっかり聞き取れ、美しい発音で答えられるように英会話を学ぶのもありです。
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教会式の一連の流れ
セリフが分かったところで、国内教会式の場合の一般的な流れを確認しましょう♪
開式の辞
聖歌隊やウエディングコーディネーターが開式に際し、注意点などをお伝えします。
新郎入場
司式者(神父・牧師)が入場後、その後ろに続いて新郎入場

新婦入場
大事な人と入場しましょう♡
一歩一歩ゆっくりと歩きます♪

バージンロードは花嫁の一生を表すと言われています。
その一歩一歩、
腕を組んでいる隣の親御様や大事な人の温もりを感じながら
自分の今までの道のりを振り返りましょう
新郎の元までたどり着いたら、新郎は親御様から新婦の手を受け取って腕を組み、ふたり並んで祭壇前へ。
賛美歌斉唱
全員起立したまま、一同で讃美歌を歌います。
このとき唄うのは「312番(祈祷)」が一般的。
「いつくしみ深き 友なるイエスは」で始まる、あのなじみのある曲です。
聖書朗読・祈祷
司式者が聖書の中から結婚にふさわしい愛の教えを朗読し、神に祈りを捧げます。
聖歌隊が「アーメン」と言うのは、「そうなりますように」という意味です。
誓約
ここで誓いの問いかけがあります。
二人が答えるのはもちろん
「はい、誓います」
※前章で詳細を記載しています
指輪の交換
古代ローマでは結婚の証として指輪を贈り合いました。
また、途切れ目のない指輪は永遠を意味すると言われています。
指輪の交換の流れ
(指輪に対しての祈り)
①新郎→新婦へ
②新婦→新郎へ
指輪を贈りあいます。

誓いのキス
先ほど誓いの問い掛けに答えた内容を
唇を重ねることで、永遠に封じ込める、という意味があります。
そのため、キスは口にするのが◎

結婚宣言
司式者が、神と列席者の前で、ふたりが夫婦となったことを宣言します。
結婚証明書にサイン
新郎新婦と司式者がサインします。
サインは、旧姓で書いても新姓で書いてもOKです。

成婚宣言
司式者が、二人の結婚が認められたことを皆様に報告します。
退場
新郎新婦腕を組んで退場です

リハーサルしても覚えられない方がほとんどのため
その都度司式者が言ってくれます♪
結婚式豆知識・神父と牧師の違い
結婚式での司式者の呼び名として、「神父」と「牧師」と呼ばれますよね。
それぞれは、どう違うのでしょうか?
その違いには、宗派が関係しています。
キリスト教には大きく分けて、『カトリック教』と『プロテスタント教』があります。
カトリック教では司式者のことを神父と呼び、
プロテスタント教では牧師と呼びます。
ちなみにカトリック教は規律が厳しく、基本的にはカトリック教徒以外の挙式は行いません。
そのため、日本で行われている挙式のほとんどは、牧師が行なっています。
まとめ
教会式の流れと意味、そして教会式の牧師先生に問い掛けられた際の内容や答え方をお届けしました。
ひとまず結婚式=教会式と決めたけど、挙式内容について当日まで打ち合わせはほとんどないし、何を聞かれてなんて答えるの?という不安が一つでもなくなると嬉しいです♪
国内・海外・リゾート婚についてのご相談を承っています。
結婚式準備に関しての不安や疑問点など、ウエディングプランナーとしてアドバイスさせていただきます。
お気軽にご相談ください♪
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