「コロナの影響で結婚式が延期・キャンセルに。
どこかの会場を抑えるのもリスクがあるから自宅での結婚式も検討したい」
「自宅で結婚式を行うにはどうしたらいい?」
実は自宅で結婚式を行うことを検討している方は増加傾向にあります。
「自宅ウエディング」とも呼ばれていますが、実際にどのように式を行うのでしょうか?
また、自宅で行うことのメリットやデメリット、手配の仕方はどうしたらいいのでしょうか?
ウエディングプランナーである私から、自宅ウエディングのあれこれについてお伝えしていきます。
この記事を読んだら、自由であたたかい自宅ウエディングをしたくなるかも?
- 自宅ウエディングのメリット・デメリット
- まさにアットホームなウエディング事例紹介
目次
自宅で結婚式とは?
結婚式=結婚式場は最近の考え
その名の通り、自宅で結婚式・披露宴を行うことです。
実は戦前までは、結婚式は自宅で行うことがほとんどでした。
しかし戦後から徐々に結婚式場が台頭し出し、いつの間にか結婚式は結婚式場で行うもの、という認識が広まりました。
今回コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、結婚式をキャンセルや延期せざるを得ない花嫁様が続々と増えてしまいました。
結婚式場では少なからずキャンセル料や延期に伴う変更料などを払わないとならず、大きな出費となってしまった花嫁様も多いです。
延期した日に結婚式を行える保障がないですし、またキャンセル料など払わないとならないとなると、「結婚式場を抑える」ということ自体、リスクに思われるカップルが増えてきました。
また、コロナが収束した後でも、大人数が集まる結婚式は少なくなってくるのではないでしょうか。
そんな中、注目されてきている少人数で行える結婚式の選択肢として、自宅婚があります。
自宅の玄関前で挙式するカップル 引用:https://www.theknot.com
自宅で結婚式となると、広い一軒家じゃないと…と考えられる方も多いですが、実はマンションでも行えるのです♡
これからの時代、自宅で結婚式を行う、という原点回帰の文化が戻ってくるかもしれません。
自宅で結婚式を行うことで、ゲストとの距離も近く、等身大のふたりらしい門出の日を創れるため、ぜひ検討してみてくださいね。
自宅で結婚式を行う3つのメリット
自宅での結婚式は実はメリットがたくさんあります!
その中から3つご紹介しますね。
まさにアットホーム!
リラックス出来る
自宅で結婚式を行う最大のメリットといえば、まさに「アットホーム」であること!
ゲストとの距離が近く、時間的制限もあまりないため、リラックスして過ごすことができます。
それに、お子様がいるゲストの方も安心して参加出来ます。

お子様もゲストも二人もリラックスできる 引用:https://www.intimateweddings.com
今まで重ねてきた二人の歴史である家で行うことで、ふたりらしさも自然と演出できます。
それに、ゲストとの距離が近いことで、会話が弾み、ゲストもリラックスして過ごすことができます。
費用が抑えられる
会場費がないため、費用を抑えることが出来ます。
いわゆる「結婚式場価格」では当てはまらないものを手配することが多く、フリーのプランナーにお願いすることが多いため、フリープランナーの適正価格で行うことが出来ます。
結婚式場の価格とは、会場費だけでなく、それを維持する費用や会社の売り上げなどを含めた金額になるため、どうしても高額になってしまいます。
しかし、自宅での結婚式は、会場費は不要ですし、フリープランナーにお願いしたとしても、自分たちで手配できるところは自分たちで手配していくことで、費用を抑えることが出来ます。
そのため、結婚式場で申し込むよりも費用が抑えられます。
その浮いた費用で、自宅ウエディングをするから、という理由でインテリアをこだわったり、欲しかったプロジェクターを買ったりする費用と動機に充てらそうですね♪

会場費がない分欲しかったインテリアの費用などにお金を費やせれるかも 引用:https://www.balconydecoration.com
こういうイベントがないと、なかなか買い換えたり整えたりするタイミングがなかったりしますよね。
お家革命のきっかけにもなるかも知れません!
日にちや飾り付けなど
自由で無限大!
ルールは自分たち次第のため、自由に行えます!
結婚式場だと、人気なシーズンの空いているお日にちは埋まっていたり、高額だったりしますが、
自宅の場合は関係なしにいつでも結婚式ができますよね!
また、飾り付けも自分たちの発想次第で無限大に行えます♪
ご実家のお家の場合は、そのままにしておいてもらったほうが持ち味が出て素敵です。
しかし、飾り付けていきたい方の中には、インテリアのセンスに自信がない…と心配される方もいらっしゃいます。
その場合は、インテリアコーディネーターに相談するいい機会かも知れません。
相談してコーディネートしてもらう料金はその日限りではなく、その後の生活もお洒落にできると考えたら、お得ですよね。
そしてもちろん進行内容も無限大!
自宅にお庭があるのなら、木を植えていく植樹式を行っても良いですし、ペットとの結婚式も叶います!

猫など別会場で挙式を行う場合に難しいペットにも挙式を見てもらえます 引用:https://junebugweddings.com
人前式が主流になってきたおかげで、柔軟な挙式も行えますね。
自宅ウエディングのデメリット
自宅での結婚式のデメリットももちろんあります。
2つご紹介します。
準備が大変
結婚式場で行うとなると、会場の準備を二人がすることなく、映像・音響、待合室など設備も整っています。
しかし、自宅での挙式となると、事前に家具を移動したり、どこで挙式をして、どこにどれくらいのテーブルや椅子が必要なのかを考え、手配していかなければなりません。
プランナーにお願いしたら、準備は楽になりますが、
それでも、どこの配置で何を置いて…など空間やゲストの部屋の確保・それに伴う掃除などの事前準備が多くなります。

自分の家であるからこそ、準備などをしなきゃ!となりがちですが、
なるべく当日バタバタしないためにも、お任せできるところはプロに頼むことをお勧めします。
次の章で詳しくお伝えします。
会場の広さの規制がある
どうしても家の広さのキャパシティで考えなければならないため、広さによって呼べる人数やレイアウトが限られてきます。
確かに、マンションで行うことが出来ますが、お部屋に入る人数はお部屋の広さで限られてしまいます。

広さによって演出も異なります 引用:https://junebugweddings.com
あらかじめ、着席なのか、立食なのか、その場合は何名くらい入るのかを見積もっておくと良いです。
海外の事例に学ぶ!自宅婚アイディア
海外の花嫁の自宅での結婚式の事例をご紹介します。
挙式のアイディア
ゲストに見守られながら、自宅での挙式。
そのまま行うのも良いですし、場所や背景を考えるとより素敵になります。
壁を背景にデコレーション

壁に装飾するだけで背景になります♡ 引用:https://www.idotaketwo.com

ナイトウエディングなら電球を吊るすだけでもお洒落 引用:http://benjhaisch.com
リビングでの挙式

リビング背景を工夫するとおしゃれに♡ 引用:https://thebudgetsavvybride.com

自宅での挙式 引用:https://ruffledblog.com
玄関や段差を利用してステージ風に♡

玄関前での挙式 引用:http://www.jackiefo.com

玄関前をデコレーションするとさらに素敵♡ 引用:https://somethingturquoise.com
アーチを立てると一気に挙式らしさが♡

人気のマクラメをあしらったアーチを室内に立てたイメージ 引用:https://www.etsy.com
お食事

ビュッフェスタイルならダイニングに可愛くデコレーションも 引用:https://somethingturquoise.com
自宅結婚式のまとめ
アットホームで自由度が高い自宅での結婚式。
準備などは少し大変ですが、クリエイティブな時間が多かったり、考えるのが好きな方にはおすすめです!
これから増えていくであろう自宅結婚式。
参考になれば幸いです♡
トップの画像は
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