「家族や親族のみの結婚式って盛り上がらない?」
「シーンとなったらどうしよう!?」
少人数での結婚式を控えている花嫁から、こんな不安をご相談いただくことが多かったです。
私はウエディングプランナーとして、家族のみ・親族のみの結婚式を何組も担当しました。
結論から言うと、少人数の結婚式はとっても素敵で、盛り上がります♡
ウエディングプランナーとして、今まで見てきた少人数の結婚式を通して、盛り上がった演出とその取り入れ方についてお伝えしていきます!
この記事を読むことで、少人数の結婚式が楽しみでたまらなくなるかも!
- 少人数結婚式を不安に思わなくて大丈夫!【当日の様子をリアルに伝え、対策を提案】
- これで寂しくない!少人数の結婚式におすすめの演出
目次
親族のみの少人数でも寂しくならないか不安、と思う2つの原因と対策
少人数の結婚式のご相談で多いのは、「場が持ちますか?」だったり、「広すぎてガランとしないですか?」という声が圧倒的に多かったです。
つまり少人数結婚式をされる場合の悩みとして、
- スペースの空きが出ることで寂しくならないか
- 少人数だから、盛り上がらないのではないか
という心配をされる方が多いです。
では、この2つの悩みについてお答えします。
少人数だから、スペースの空きが心配!
「人数が少なくてスペースが余るのが心配。」
「入場したら席が全然埋まっていなくてやっぱり切なくなるかも…」と心配されますよね。
しかし、それは取り越し苦労になるかもしれません。
実際に担当したお客様全員おっしゃっていたのは、いざ本番となると、感動的な雰囲気に包まれてゲストで埋まっていない席が気にならない!ということでした。
それに、少人数の方がアットホーム感が出て、退場時にはゲストから声を掛けてもらいやすいというメリットがあります!

では、当日心配せずに過ごすための具体的な工夫を3つ提案します。
- 披露宴会場のレイアウトを工夫
- カメラマンに撮影リクエストをし、写真を工夫
- 挙式会場は、バランスよく座っていただく案内をする
順に解説します。
披露宴会場のレイアウトを相談する
披露宴会場が人数より広い場合、工夫次第で余ったスペースを埋める事ができます。
あらかじめ少人数様向けの会場であれば、そこまで気にされなくて良いと思います。
しかし、大人数にも対応できる会場で披露宴となると、ゲスト人数と広さがマッチせず、広さが目立ってしまうのが気になりますよね。

それは、プランナーに相談していく事で、解決されるかもしれません。
例えば、私が勤めていた会場だと、70名の収容ゲストを想定されて作られた会場でした。
そこで20名ほどの親族のみの披露宴を希望される方には、下記のように実施した事があります。
披露宴会場が広すぎた場合に披露宴会場に取り入れる案
- お子様がいればキッズスペースを設ける
- ウェルカムグッズを飾るスペースを設ける
- 会場のディスプレイ用のソファを入れて、フォトブースを設ける
- ドリンクカウンターを披露宴会場内に入れる
ゲストの年齢層やお子様の有無によって、会場を二人のゲスト仕様にレイアウト出来るのも少人数の魅力です♡
カメラマンに撮影リクエストをする
カメラマンに、スペースが空いていることが、なるべくわからないような写真の角度でリクエストを入れましょう。

相手はプロなので、リクエストしておくと意識して撮ってくれます。
結婚式当日のその場は良くても、結婚式後に写真で見返した時にも、スペースを気にしないで済みます。
後から見て、寂しいかも…と気にならないようにするために、リクエストを入れておくことをおすすめします。
挙式時に、ゲストの座る席をスタッフから案内してもらう
挙式の席でありがちなのは、横一列にぎっしりと座ってしまうことで、縦列に人がいないということです。
横一列に座ることで、バージンロードからも遠くなり、写真が撮りづらいというデメリットもあります。
式場の人にお願いをして、なるべくバージンロード寄りの席に座っていただくよう案内してもらいましょう。
家族だけの結婚式でもここまで盛り上がる!
少人数向け演出5選
大人数の結婚式だと、実はあまりゲストやご両家様同士で話す機会が少ないのです。
しかし、近しい人しかいないからこそ、お互いの家族を知る良い機会となります。
少人数だからこそできる演出や、実際の親族のみの結婚式で会話が弾んだ演出について、おすすめを5つご紹介します。
- 親族紹介を合コン風にしてみる!?
- お料理にオリジナリティを盛り込む
- 新郎新婦から料理をサーブ
- プロフィールDVDを流す
- ゲームを取り入れる
順番に解説していきます。
親族紹介を合コン風に!?
親族紹介を、よりお互いを知れるような内容に工夫をしていくことです。
通常、親族紹介は挙式前などに、名前・続柄を伝え、自分が新郎(新婦)家のどのような関係であるかをお互いに伝える場です。
しかし、これをより一歩踏み込んだ紹介にしていくのです。
例えば、男女の出会いである飲み会・いわゆる合コンも、最初は知らない人同士です。
合コンで一番最初にすることとして、自己紹介があります。
自分の名前だけでなく、趣味や出身地などを伝えることで、共通の趣味の人とその後話が盛り上がったり、どんな方なのかということが、何となくわかります。
そのように、スピーチというと堅苦しいのですが、話してもらうトピックを決めて自己紹介・もしくは二人から紹介をするというアイデアです。
少しトピックを話してもらうという工夫をするだけで、親近感がアップします。
盛り込むトピック例としては、
- 名前
- 続柄
- 住んでいる地域
- 最近ハマっていること
- 小さい頃の新郎新婦のエピソード
- 新郎新婦へ向けて一言
など何でも良いのです。

相手の情報があると、共通の話題を生み出しやすく、その後の会話に発展しやすいです。
また、全員が話すことで緊張も打ち解けられ、お互いのことを知っていきやすくなります。

お料理にオリジナルを盛り込む
全員に等しく振舞われるお料理を、シェフと相談し、オリジナルで一品作ってみるのも、話題性があります。
特に、新郎新婦が異なる出身地だった場合、その土地の名産品をお料理に取り入れると、とっても喜ばれます♡
また、ご家族の中で家庭菜園や畑などをされている方がいらっしゃれば、採れたものを使ってお料理を一品作るのも素敵です!

お料理は全員に配られて話題にしやすいアイテムです。
出身地のものを取り入れたら、そこから地域の会話が生まれますし、印象に残ります。
ここで大事なのは必ずアナウンスをすることです。
サービススタッフや司会から伝えてもらったり、メニュー表に記載したり、二人から言っても良いです!

長野県出身の新郎様の結婚式の時に、信州そばをお料理の中で出した際、新婦側のゲストは「長野出身だからね!」となり、新郎側のゲストは地のものが出てきて誇らしげでした!
おふたりからお料理をサーブ♡
親族のみの結婚式だと、高砂まで来て写真を撮るということが、友人ほど多くないことや、ご年配の方が多く、ふたりと写真を撮りたいけど、ふたりの元まで行くのが少し大変な方も多いです。
そのため、二人がゲストの元へ行くことをおすすめします!

何かのきっかけがないと、中々全員のもとを周りづらいため、ウエディングケーキをお届けしたり、パンをサーブしたりしておふたりがラウンドして話に行くと、より良い雰囲気になって和みます。
それに、ゲストからもおめでとうの言葉を伝えられる機会になったり、新郎新婦と話せる機会になり、嬉しいものです。
プロフィールムービーを流す
小さい頃から知ってくれている親族に対し、お二人の生い立ちDVDを流すことはとっても盛り上がります♡

若い頃の親御様の写真や、親族の写真が出ると「若いー!」と大はしゃぎしたり、「こんな頃もあったねぇ」と懐かしんでくれたりします。
親しい間柄の内輪しかいないので、内輪ネタで盛り上がることもできます。
親族のみの結婚式では一番人気の演出なので、是非取り入れてみてください♡
今や、プロフィールムービーも、低価格で簡単に作成できるのでおすすめです。
下に2つの、おすすめのムービー会社を紹介します。
【プロフィールムービー学園】はLINEで入稿出来て、プロフィールムービーなら5000円〜と私が調べた中で破格です!
また、Bon Mariageもプロフィールムービーが今なら15,000円と通常価格の45%オフになっています!

ゲームを取り入れる
両家対抗で簡単なゲームをしていきます。単純なゲームであればあるほど、白熱して盛り上がります!
そして、それぞれの家族で一致団結して勝負していくため、家族の絆が深まります。

こちらは「あっち向いてホイ」ゲームをしている様子。
両家母・両家父同士や新郎新婦同士で闘っていただく、というシンプルなゲームです。
シンプルですが、写真のようにとっても盛り上がりました♡
これで一気に両家に楽しい雰囲気が生まれ、その後も打ち解けた良い雰囲気で結婚式時間を過ごせました。
まとめ
最近人気の少人数の結婚式。同時に盛り上がるか心配になるカップルも多いです。
スペースの工夫や、少人数だからこそ出来る演出を取り入れることで、より盛り上がり、ご両家同士がお互いをより知れる良い時間になります。
参考にしてみてください♡
少人数でも楽しめるんだね
你说的对