海外で挙式のみ、披露宴なしは失礼? 当てはまったら披露宴した方がいいかも!チェックリストつき

「海外挙式のみで国内で披露宴をしないってどうなのかな?失礼に思われない?」

「挙式だけしたいけど、お披露目はどうしよう」

 

そんな疑問に答えます。

この記事でわかること
  • 挙式のみにすべきか分かるチェックリスト
  • 海外挙式のみ・披露宴なしの場合のメリットとデメリット
  • 挙式のみの場合の、ゲストへの報告の仕方

 

この記事を書いている私は、国内・海外挙式を130組手掛けてきて、海外挙式+国内パーティーのパターンや海外挙式のみのパターン、国内挙式のみのパターンなど色々な結婚式を見てきました。

 

海外挙式やリゾート婚をされる方の悩みとして、「国内でパーティーもするかどうか」というご相談をよくいただいていました。

 

結論、おふたりがどこに重視しているかによって変わってきます。

 

※3分ほどで記事は読み終わります。3分後には、海外挙式のみにした場合と失礼に当たらない方法が見つけられるはずです。

 

挙式のみに向いていない人のチェックリスト

挙式のみにしていいものか決断する際に、挙式のみでいいかのチェックリストを作ってみました。

 

□親戚が多く、地方に散らばっている

□会社で結婚式に呼ぶことで出世が関わって来る(そしてその後もその会社で働く予定)

□親御様が盛大な結婚式を望んでいる

□結婚式一つ一つ全てにこだわりたい(音楽のタイミングなど)

□大人数に囲まれて結婚式をお祝いしてもらいたい

 

こちらに二つ以上当てはまれば、国内の披露宴も検討してもいいかもしれません。

理由は、披露宴をした方が、今後の生活が向上する・関係性が良くなるからです。

 

例えば、親戚や親御様関連。

結婚したからには、避けて通れない人間関係です。
ここを最初の段階でないがしろにしてしまうと、その後の生活に支障が出てしまうかも知れません。

 

披露宴なしにする人の割合

ゼクシィトレンド調査2019年によると、海外挙式をした方の中で、披露宴ありにした割合と、披露宴なしにした割合、それぞれ44%と見事に半々だったのです!

また、海外挙式で披露宴なしにした人の意見として、既に挙式したからという理由を除いて、
「列席者を多く呼ばなければならなかった」
「手配等が面倒」
「予算の関係」

これらの理由で披露宴なしにされたということでした。
お金も準備時間もかかるため、なしを選ばれたということが分かりますね。

反対に、国内披露宴を実施した理由としては

「親・親戚以外の方に感謝を伝えるため」
「海外挙式に来られなかった人に結婚のお披露目をするため」
「友人など親・親戚以外の人に喜んでもらうため」

の順の理由が多く、披露宴をする目的としては、友人や職場の人に向けたお披露目で感謝を伝えていくことということがわかりますね。

 

リゾ婚・海外挙式のみで披露宴なしのメリット

披露宴がないことで失礼にはあたりません
もっと言うと、挙式のみにした場合のメリットはたくさんあります。

その中から3つご紹介しますね。

結婚式の費用が抑えられる

披露宴がないことの一番のメリットは、費用が抑えられ、別のことに使えることです。

例えば、ゼクシィ調べによると国内で結婚式を行なった場合、平均は約355万円
対して、海外挙式は119万円と結婚式自体への費用が抑えられます。

これには列席者の人数が関係しています。
海外挙式となると平均人数は8.5人となっていて、国内は65.5人です。

一人当たりで見ると、少し割高にはなってしまいますが、総額で考えると費用を抑えられます。

その分、現地のアクティビティに使ったり、お土産を買ったりしていく費用に使えそうですね。

 

本当に大事な人たちと最高の時間を過ごせる

海外・リゾート婚の一番良いところは、特別な時間を、気心知れた仲間とだけで過ごせること。

国内挙式だと、友人や職場の人をどこまで呼ぶか頭を悩ませますが、
海外挙式やリゾート地となると、本当にお祝いして欲しい人や大事な人とだけで過ごせる環境になります。

そして、お披露目をする意味では、一番見せたい人に来てもらってお祝いしてもらうので、国内での披露宴で再度結婚報告をしなくて良いと考える方が多いのかも知れません。

ハワイ挙式を担当していると、本当に大事な人たちだけにお祝いされる結婚式って幸せですし、大人になってからこんな大人数で旅行も中々出来ないため、最高の思い出になりますよね!そのため、新郎新婦の満足度がとても高かったです!

 

挙式のみ・食事会等なしのデメリット

では披露宴なしのデメリットをお伝えします。

挨拶回りが大変

海外挙式に来てもらえた人とは別に、来られなかった親族の方や友人などに結婚報告や挨拶回りをするのが大変になります。

披露宴を行えば、ご挨拶は一度で済みますが、お披露目の場がないと自分たちで出向くことになり、その分ご挨拶回りに時間がかかります。

特に、親族で離れたところに住んでいるなどですと、わざわざ行くのも…となり、挨拶しないことにも繋がります。
しかし、新しい家族の一員の礼儀として、親戚への挨拶回りは大事です。

どうしても難しい場合は、挙式後には結婚式の写真をつけた葉書を送るなど、結婚報告をし、次に会った時にご挨拶をきちんとすれば大丈夫です。

 

まとめ

海外挙式のみで披露宴を行わないことは失礼ではありません。

しかし、結婚式に来られなかった方に、結婚報告をする場合にご挨拶回りが少し大変になります。

ですが、葉書を送るなどの方法もあります。

それでも気になる方は、帰国後に1.5次会やレストランウエディングを検討してもいいかも知れません。

 

参考になれば幸いです。

 



 

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ABOUTこの記事をかいた人

ウエディングプランナー兼ブロガー 『世界のWeddingを発信し、日本の結婚式に新たな価値観を』 国内とハワイでウエディングプランナーとして約120組の結婚式を担当。 ブログでは世界のウエディングや結婚式準備を中心に発信中。 Aloha, I'm a wedding coordinator and blogger. Now recruiting couples, wedding planners, photographers or wedding dress shops who allow me to interview about wedding in your country!!