結婚式で友人代表スピーチや余興はなしでもいい?プランナーが答えます!

「結婚式に呼ぶ友人にはリラックスしてもらいたいから何かを頼むのは気が引ける…」

「結婚式でスピーチを頼める人がいない」

「新郎側/新婦側だけスピーチって変なのかな?」

 

そんな疑問に約130組の結婚式を担当したウエディングプランナーが答えます。

 

記事のポイント
  1. 結婚式で友人スピーチや余興なしは意外と多い♡
  2. 新郎側だけスピーチあり、新婦側だけ余興あり、など必ずしも両家で同じ出し物を揃えなくてもOK
  3. 友人スピーチや余興なしでも実は時間はあっという間!ゲストの声を聞くならテーブルインタビューがおすすめ

結婚式で友人スピーチや余興なしは不自然?

回答:結婚式で友人からのスピーチや余興がない結婚式は「不自然ではない」です!

130組結婚式を担当してきた中で、友人からのスピーチがあった結婚式は大体3割!

余興があった結婚式は約5割と半数でした。

つまり、7割の結婚式ではスピーチなしという結果に。

 

ウエディングプランナーとして、結婚式でスピーチがないことの方が多かったため、友人のスピーチなしに関して全く変に思いません。

それに、最近の結婚式ではゲストへのおもてなしを重視するカップルが多いです。

ゲストに緊張せずに楽しんでもらいたい!というカップルが多く、ゲストにスピーチ等の緊張する大役を任せるのが気が引けるという理由で、お願いする人が少なくなっているのかもしれません。

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そしてプランナー目線で言うと、特に80名以上の大人数の結婚式ではスピーチはあまりお勧めできません。
なぜなら、大人数になればなるほどまとまりづらく、スピーチを聞いてもらえなくなり、
せっかく頼んでたくさん考えてくれたであろうスピーチを、ガヤガヤとした中で行わなければならなくなるためです。

加えて、大人数になると、結婚式を行う部屋も大きくなり、声が通りづらく、内輪感が出てしまうのです…。
それに大人数になればなるほど、スピーチする側としても緊張してしまいますしね。

まとめ

結婚式で友人からのスピーチはなしが意外と多いです。

ないと変に思われないかな?と思う必要はなさそうですね♡

結婚式で新郎側はスピーチをするけど、
新婦側でスピーチを頼める友人がいない場合も必ずしないといけないの?

回答:必ずしも両家で揃える必要はありません

席次でもご質問が多いのですが、ご両家で全てを揃えなくてはいけないですか?と聞かれることがあります。

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確かにご年配世代だと、新郎家を立てるという意味で、新郎家よりも新婦家の列席者の方が多いことや、新婦家だけ催し物があるということがあまり良しと思わないかもしれません。

ただ、最近はご両家様も気にされない方がいらっしゃるので、ゲストの割合や余興、スピーチでも必ずしもどちらともないといけない訳ではありません

 

こちらも私の担当させていただいた結婚式では、新郎家新婦家どちらとも余興があったカップルは余興をされた結婚式の3分の1

スピーチをした方の半数が両家ともされました

ということは、3分の2は新郎家新婦家どちらかしか余興・スピーチをしていないということです。

 

結婚式でご友人に頼まなきゃ!と無理にお願いしなくても良さそうですね。

まとめ

新郎側(嫁ぐ側)を立てなければならないと思われている年配世代の方には、もしかしたら少し不思議に思われるかもしれませんが、親御様世代となると、そこまで気にされていらっしゃいません。

大事なのは、ゲストも頼む自分としても無理をしないことです♡

友人スピーチなし・余興なしだとつまらない?

友人スピーチや余興がなしだと間が持たない?と心配される方もいらっしゃいますが、そんなことはないです!

 

披露宴の時間はおよそ2時間半

そこに招待するゲストが60名だとしたら一人当たりしっかりと話せる時間は3分。

でもそこからお色直しの時間や祝辞等の時間を差し引くと、一人当たりに割ける時間は1分あるかないかになってきて、意外とゆっくりと話す時間がないのです。

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そこでスピーチや余興を10分取ると、さらに一人ずつ話せる時間は少なくなってきてしまいます。

そう思うと、無理に余興やスピーチを入れなくてもいいように思いますね。

代わりになるテーブルインタビューとは?

それでも、寂しくならないか心配な方にはテーブルインタビューという手もあります!

 

テーブルインタビューとは、司会者が突撃でゲストテーブルに行き、ゲストにインタビューをするというものです。

これはあらかじめインタビューしてほしいゲストを決めてもいいですし、司会者と打ち合わせをしておき、ある程度当日の雰囲気でプロの司会者にお任せしてインタビューする人を決めていくのもありです。

 

タイミングとしては、披露宴のラストの方がお勧めです。
みなさんお話も弾み、会場の雰囲気も良くなり、お酒もいい感じに入ってきた頃にすると、ゲストも突然のインタビューに楽しくお話してくださいます。

あらかじめ準備しておくものだと緊張してしまいますが、インタビュー形式なら司会者が質問して答えるという簡単なものになってくるので、ゲストも話しやすいのが特徴です。

まとめ

結婚式の時間は意外とあっという間

一人ひとりとしっかり話そうと思ったら、無理に何か催し物を入れなくても良いかもしれません。

ただ、メリハリとしてゲストの声を拾うのであれば、テーブルインタビューがおすすめ♡

 

まとめ

結婚式でスピーチや余興がない結婚式は不自然ではなく、むしろしない方の方が多かったです。

でも、その余白の時間が心配という方や、ゲストに少しお声をいただきたい、という方はテーブルインタビューがお勧めです。

また、ゲストに何か頼まない代わりに、自分たちでビュッフェなどでおもてなしをするのも一つの手段です。

 

参考になれば幸いです。

 





 

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ABOUTこの記事をかいた人

ウエディングプランナー兼ブロガー 『世界のWeddingを発信し、日本の結婚式に新たな価値観を』 国内とハワイでウエディングプランナーとして約120組の結婚式を担当。 ブログでは世界のウエディングや結婚式準備を中心に発信中。 Aloha, I'm a wedding coordinator and blogger. Now recruiting couples, wedding planners, photographers or wedding dress shops who allow me to interview about wedding in your country!!