結婚式に呼ばれたくないと思ったら【ゲストの対応・新郎新婦の対応を徹底解説】

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「正直、結婚式に呼ばれたくない、と思っている人っているのかな?」

結婚式に呼ばれたら迷惑、と聞くけど、自分の結婚式の時にそう思われていたら嫌だなぁ

 

こういった疑問、ゲストでも花嫁になった立場でも考えますよね。

この記事を書いているウエディングプランナーの私は、友人の結婚式に過去23回列席しています。

私自身は、結婚式に呼ばないで欲しいと思ったことはありませんが、インターネットで調べていると、結構多くこの意見を目にすることが多く、悩まれているのだと思いました。

この記事では、結婚式に呼ばないで欲しいと思っているゲストの方や、今度は新郎新婦になった立場の人で、自分たちの結婚式がゲストに負担にならないようにしたいと思う方へ工夫とアイディアをお伝えします。

この記事でわかること
  • 結婚式に呼ばれたくない、と思われる原因
  • 呼ばれたくない結婚式に呼ばれた際の断り方
  • 自分たちの結婚式が、ゲストに負担にならないようにするためのアイディア

 

結婚式に呼ばれたくない、と思われる原因

「結婚式が嫌いな人、行きたくない人」という議論が、ガールズちゃんねるに上がりました。

その掲示板を見ていくと、結婚式に呼ばれたくない、と思う人は意外と多いことに気がつきます。

 

そう思う原因として大きく分けて、2つあります。

  1. あまり仲良くない友人や、建前上の職場の人からの結婚式の招待
  2. 金銭的事情

 

これらを深掘りしつつ、ゲストとしてや、新郎新婦としての対応を記載していきます。

 

結婚式に行きたくない理由:あまり仲良くない人・職場の人からの招待の場合

中学の友人で、大人数で遊んだ事があるけど、それ以外では交流がないのに招待された。どうせ人数合わせだよね?(新婦の友人・29歳女性)

 

こう思うゲストは、意外と多いかもしれません。

「なんで私が?」と思う立場としては

  • 中学など学生以来、あまり連絡を取っていないし、遊んでいない人
  • ここ1,2年ほど連絡を取っていない人
  • 共通の仲良しグループにも属していない

 

このような立場にいるゲストに声をかけると、「人数合わせのため?」などと思われてしまいます。

ゲストの対応の仕方

自分がなぜその人に招待されたのか考えてみて、「ご祝儀を払ってまでも参加したいか」という一つの基準を参考にして判断してみましょう。

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もしかしたら、仲良しグループの友人が列席するから、そのグループ単位で呼ばれた可能性もあります。

そしたらグループ内の友人に、それとなく招待を受けているか聞いて、当日のメンバーを想像し、参加しても楽しいか、お祝いできるかの基準で考えましょう。

 

 

断りを入れる場合

そこまで親しくない方であれば、明確な理由は伝えなくても大丈夫です。

相手が納得する理由を伝えて、丁重にお断りをしましょう。
例えば、「仕事で出張予定の日」、「身内の結婚式と被っている」などです。

 

その代わり、結婚式当日に電報を贈るなど、お祝いの気持ちを伝えると良いです。

 

新郎新婦のゲストの招待基準

「なんで私が?」とゲストに思われないためにも、招待する人の判断基準を明確にしましょう。

おすすめなのは「ご祝儀をもらわなかったとしても、お祝いしに来て欲しいと思えるか?」という目線で、ジャッジすると良いです。

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今までお世話になった方への、感謝の気持ちを伝えられる場なので、ある程度関係性が濃くないと招待に疑問を持ってしまいます。

人数稼ぎで呼ぶと、自分たちも席次表や引き出物など考える時間が増えますし、その分費用もかかります。
列席してもらうなら、100%の気持ちでお祝いしてもらいたいですよね?

そのため、お祝いをしに来てもらいたいかどうかの判断は、例えご祝儀がなかったとしても、結婚式に来てもらい、感謝を伝えたいかどうかでしましょう。

久しぶりの友人に来てもらいたい!と思うのであれば、明確な理由を伝えていくと、相手からも喜ばれます

新郎新婦が久しぶりの友人を招待するか迷ったら
  • 相手に、結婚式に来てもらいたい明確な理由を伝えた上で打診する
  • 「ご祝儀がなくても招待したいか?」という基準で考える

 

結婚式に行きたくない理由:お金の事情の場合

今年だけで4回結婚式に招待されています。
4回の披露宴全てに参加すれば海外旅行に行ける位のお金が飛ぶこと、貴重な休日がつぶれることを考えると行く気がなくなってきます。断るのも気を使うので、呼ばないで欲しいと思ってしまいます。

結婚式に立て続けに招待されると、ゲストとしては正直、金銭的負担も大きいものですよね。

 

ゲストの対応

結婚式のご祝儀は、友人でも3万円であるなど、結構な額が要りますよね。

それに、ヘアセット代や交通費なども含めると、一度に5万円ほどがかかってきます

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お祝いしたい気持ちは山々だけど、金銭的事情を考える方も多いですよね。

そんな時は、

  • 新郎新婦との関係性を見て、列席を判断
  • 親しい間柄ならご祝儀の減額を提案
  • 出来る限りの最大の金額を払う+お手紙を添える

を検討しても良いかもしれません。

 

新郎新婦との関係性を見て、列席を判断

新郎新婦との間柄を見て、今後もお付き合いしていきたい人だったり、大親友であったりする場合は列席しましょう。

このご祝儀を支払うことによって、今後の生活が成り立たなくなるほどでなければ列席しても良いと思いますが、関係性が薄いなどの場合はお断りするのもありです。

 

親しい間柄ならご祝儀の減額を提案

自分の経済状況まで自分のことをよく知っていてくれるような間柄なら、ご祝儀の減額の提案をしていくのも一つの案かも知れません。

結婚式の友人のご祝儀の内訳としては、15,000円は飲食代金、5000円は引出物、残りがお祝い金とされています。
その内、例えば引出物を無しにする代わりに、ご祝儀を25,000円で提案することです。

これは、本当に親しい仲でないと失礼に当たってしまうため、交渉が出来る関係性である場合に提案してみても良いかもしれません

 

出来る限りの最大の金額を払う+お手紙を添える

結婚式後、彼と御祝儀を数えている時に、意外にも2万円の人が多いことに気がつき、ご祝儀3万円説は定番ではないのかもしれないと思いました。 (26歳女性)

ゼクシィによると、友人からの平均ご祝儀額は3万円というデータもある一方で、意外と3万円以下の場合も結構多いようです。

しかし、実際は、新郎新婦は大体の平均ご祝儀から換算して、結婚式内容も決めているものです。

そのため、平均額よりも少なかった場合、新郎新婦側としては「お祝いされていないのではないか」と考えてしまう人も出てくるようです。

それを避けるためにも、出せる最大限のお祝いと共に、ご祝儀袋の中に一言、平均額に達せていない理由とそれでもお祝いしたい旨を伝えると、新郎新婦にも理解でき、安心してもらえます。

 

断りを入れる

関係性を考えたり、ご祝儀を支払うことで、自分の生活が成り行かなくなってしまう状況で、仕方なしに出席を見送ることにした場合、「お金がない」と直接伝えてしまうのはタブーです。

お金がないと言われると、「お金を払ってまで祝いたくない」と思われてしまうためです。

経済状況を知っている程の友人ならともかく、そうでない方への断り方は、前項と同じく、「先約がある」など、相手が納得できる理由を伝えてお断りを入れましょう。

 

新郎新婦の対応

ゲストに金銭的負担を掛けたくないと思っている新郎新婦の対応としては、会費制にするという案があります。

会費制結婚式とは、ゲストからご祝儀の代わりに、ふたりが決めた一律の参加費をいただいて結婚式をすることを言います。

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会費制にすることで得られるメリットは3つあります。

  • ゲストの金銭的負担を軽減できる
  • カジュアルな雰囲気のパーティーにできる
  • 自己負担額がわかりやすく、結婚式の計画をしやすい

 

会費制の結婚式の平均参加費用は、15,000円と、ご祝儀制の半額ほどを設定する方が多いです。

この金額であれば、ゲストにもそこまで負担を掛けずに、参加してもらいやすいですよね。

その代わりに引出物等は無しにして、カジュアルな雰囲気で行うカップルも多いです。

 

最近は1.5次会などとも呼び、最近では会費制の結婚式や1.5次会スタイルも多く、サービスも充実しています。

【会費婚】なら、リモートで相談もできるので、お家にいながら気軽に相談してみましょう♪



 

結婚式に呼ばれたくない場合と、そう思われないためのまとめ

お祝いの場である結婚式、せっかく参加するのであれば、心からお祝いしたいですし、されたいですよね。

結婚式に招待を受けることは、基本的にはとても光栄なことです。

しかし自分の心に「ん?」と引っかかるものがあれば、何故引っかかるのかを考えてみて判断していくことをお勧めします。

 

参考になれば幸いです。





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ABOUTこの記事をかいた人

ウエディングプランナー兼ブロガー 『世界のWeddingを発信し、日本の結婚式に新たな価値観を』 国内とハワイでウエディングプランナーとして約120組の結婚式を担当。 ブログでは世界のウエディングや結婚式準備を中心に発信中。 Aloha, I'm a wedding coordinator and blogger. Now recruiting couples, wedding planners, photographers or wedding dress shops who allow me to interview about wedding in your country!!