世界の結婚式をお届けして行く
ウエディングプランナーのHirokoです!
今日はなぜこのブログを立ち上げたのか?
今後私がしたいことについて熱く語って行きます!
簡単に概要説明
私は、日本の結婚式場で6年働いた後
ハワイに単身渡米し現地教会やベンダー(カメラマンなど取引先)と取引をしウエディングプランナーとして働いていました。

日本の国内ウエディングも海外ウエディングも見てきた経験から
凝り固まった日本の結婚式に疑問を持つようになりました。
結婚式にはたくさんの自由な選択肢があって決まりなんて本当はないんだ! ということを伝えたい。
海外の自由でラフな結婚式を発信して、これなら結婚式やりたい、 と思ってもらえる人を増やしたい!
国内も海外のウエディングも知っているウエディングプランナーである私だから、伝えられることがあるのではないか。
そう思ったら、伝えて発信していかねば!と責任感に駆られ、このブログを立ち上げました。
ブログで発信する海外の結婚式の情報を通して日本の結婚式に新たな価値観を提案し
「これだったら私も結婚式したいかも」という人を一人でも多く増やしていきたい!
ここが変だよ!日本の結婚式
結婚式費用が高すぎる!
新卒で結婚式場に入社した時結婚式の費用の高さに驚愕したのを覚えています。
例えばドレス、
自分のものにならないものに何十万円かけるの!?
ウエディングケーキって10万円近くもするの!?
卓上のお花ってこんなに小さいのに1万円もするの!?
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きっと初めて結婚式場に行った時に皆さん受ける衝撃だと思います。。
だからと言って、自分が探してきたものを持ち込もうとすると発生する「持込料」

でもハワイでウエディングプランナーとして、現地のお客様と打ち合わせをしていくと
そもそも結婚式場がないため、持込料なんてものが存在しなくて
自分の好きなドレスを選んで、ヘアメイクは友人にそういうのが得意な人がいるからそこで頼んで… というように、
自分たちで作る、という意識が高いこと
また、それがベースだからこちらが「ここは弊社で手配させてください」となると、
「なんで?」となってしまうのです。
そこが営業側としては苦しんだ場面だったのですが
今になって考えると、ただ単に文化の違いだったのだと思います。
日本では結婚式場を運営させるためにも自分たちの提携の会社を使って欲しいし
「結婚式場」とやり取りをしているため、そこの決まりがある。

だけど、海外では結婚式場が存在しなくて自分たちで作る、結婚式にそこまで費用をかけない、という意識の人が多く
ウエディングプランナーから紹介されても納得しなければそのカメラマンに依頼しない、という選択肢があるのです。
でも本来ならば、そうであるべきなのではないでしょうか。
自分の納得したものにお金を払いたいですし、そうすべきだと私は思います。
特に結婚式は何につけても高価なものばかり。
納得せずに 「こういうものだから仕方ない」で払って欲しくないのです。
幸せなことなのに
なぜ泣かなければならない?
ハワイにいる時に現地のカメラマンからされた質問。
「日本人の結婚式は、幸せなことなのに
なんで泣かなきゃいけないの?」
確かに、日本の結婚式場で行う式は、新婦友人のスピーチでは大体感動的な話で、泣きながら友人と新婦が抱き合って、披露宴のラストには花嫁の手紙があって…

https://www.mwed.jp/articles/10746/
知らないうちに
「感動させなきゃいけない」
というものになっていたことに気がつきました。
でもハワイウエディングをしていると
「Happyなんだから、泣かない泣かない!」
と言われて、しんみりしていても「えへへ」という感じで
明るくHappyな雰囲気になっていました。
それがとっても素敵で、確かに幸せなことなのに、
わざわざ泣くような形にしなくてもいいのでは、と気がつきました。
国内プランナー時代はいかにして結婚式の流れの中で
笑ったり泣いたりと緩急をつけていくよう組んで行くか? に尽力をしていました。
でもHappyだけでいい、という発想があってもいいと思いました。
そういう考えを持ったプランナーがいたら世の中の花嫁さんのヒントになるし
救われる花嫁もいるのではないか、と思ったのです。
ご祝儀や結婚式費用が 高すぎる!

https://iroha-shop.jp
結婚式に参加する時に、手放しでお祝いに駆け付けるのに躊躇するのがご祝儀。
もちろんお祝い事だからふたりの新生活の費用に充てて欲しいと思うけれど最低3万円〜って高すぎませんか?

私は昔から海外の結婚式について興味があったため、
海外の友人と話をする時その国の結婚式事情を聞いていました。
ご祝儀文化があるのはあまり多くなく、あったとしても5000円とか1万円とか…
それくらいの金額であったならばもっと気軽に参加できて
本当は来て欲しい友人や知人に声がけが出来ますよね?
参加者側としても
自分の生活が守られている範囲内で心からお祝いできるのではないでしょうか。
世界にはご祝儀がなくて成り立つ結婚式があるのに日本ではご祝儀ありきで結婚式がある。
これも別の国の事例を紹介して日本で取り入れるには、を提案し
それが選択肢の一つとして誰かの心に届いたら
「日本の結婚式」のカタチに捉われず、自由なふたりらしい結婚式創りの第一歩になるのでは、と思っています。
「結婚が決まったら結婚式場選びから」っておかしくない?
アメリカでは結婚が決まったら
ウエディングプランナー選びから始まります。
ウエディングプランナーがふたりの要望を聞き、会場を提案したり、一緒に結婚式創りをしていきます。
日本はと言うと
「プロポーズされたらゼクシィ」 の言葉通り、
結婚式場選びから始まると思っている方が大半なのではないでしょうか。
可愛い結婚式場で挙げるのが夢、と言う方ももちろんいらっしゃり、それはそれで良いのです!
私も国内の式場に勤めていて、とっても良い結婚式場だったので
日本の結婚式場の素晴らしさは身を以て感じています。
が、
それがスタンダードでそれ以外はかなりレア、 と言う世の中を変えたいのです。
きっと結婚式場に飽きてしまっている人や人と違う結婚式にしたいとなっても
結婚式場でするとなるとどうしても流れがあり、崩しにくいのです。
(それが、正確に行き届いたサービスをする というメリットを生み出しているのですが。)
牧場で結婚式をする、ナチュラルに気軽に参加してもらいやすいように費用を抑えて公園でする、 などなど、
場所は結婚式場に限らないのです!

https://bridalmusings.com
また、お金をかけて、富をアピールする時代は前の話だと思うのです。
ふたりの身の丈に合った結婚式内容と無理のない予算内容で、
ふたりが伝えたいおもてなしや感謝を表していく、
それが出来るのであれば結婚式場にこだわらなくても良いのではないでしょうか。
定番のアレ、本当に必要?
例えばファーストバイト、例えば引出物。
それらって 「あって当然」と思っていると思うけれど
本当にふたりの結婚式では必要ですか?

引出物を選ぶのも「何が喜ばれるかな」 と選ぶ楽しみもありますが
反面、考えすぎて少ししんどいという声もありました。
もらう立場のゲストも引出物なしでご祝儀安くして欲しいという声もチラホラあったり…
欧米ウエディングでは引出物なるものは存在しないのです。
その分ご祝儀がなかったりして参加しやすくて 皆楽しく過ごせる。
そういう結婚式が世界では成り立っているから
日本でも日本風にアレンジをして取り入れれたら
「これ必要ないのにな」 と思いながら大事なお金を使わなくて済みますよね。
Sunkissed World Wedding
このブログで提供したいこと
世界のウエディングを紹介
前章でご説明させていただいたように
日本の結婚式の「当たり前」って実は海外から見たら「当たり前」でないケースが多いのです。
色んな選択肢・結婚式があっていいと思うのです。
そこで、日本でウエディングプランナーとして何千組見てきた私が、海外の結婚式をこの目で見て
日本の結婚式と海外の結婚式で違うこと、 海外の結婚式で日本でも取り入れれること
を紹介していきます。

そしてそれを見た将来の新郎新婦であるあなたに
こういう結婚式もありなんだな、という選択肢を増やしていきたいのです!
そのまま海外の結婚式を取り入れるとなるとハードルが高かったり、どう取り入れたらいいか分からなかったりすると思うのです。
そこで、ウエディングプランナーということを生かして
海外のこの結婚式を日本で取り入れるには、こういうアレンジや案内をしたほうがスムーズ という風に、
日本の結婚式で取り入れることを考えて、噛み砕いて提案をしていきたいと思います。
現地のおすすめ教会や
ホテル、観光先など
ブログを見てくださっている方の中には海外挙式をご検討されている方やハネムーンを検討されている方もいらっしゃると思います。
世界の結婚式を見ていくだけでなくその国の結婚式におすすめな教会やドレスショップ、レセプション向きのレストランなど結婚式関連の海外の情報をフリーのウエディングプランナー目線でお届けします。

また、海外挙式の楽しみは結婚式だけでなく、新婚旅行も兼ねていたり旅行的要素もありますよね♡
現地の新婚旅行におすすめのホテルや旅行先のグルメ情報、 現地で買えるプチギフト情報などをお届けしていきます。
結婚式準備に関すること
出国前までは、結婚式準備に関することを中心にお届けしていきます。
ウエディングプランナーとして約120組担当してきた経験から
新郎新婦が不安に思うことやどう準備を進めていくか、 などを中心にお伝えしていきます。
また、ハワイ挙式のことはハワイに住んでいた現地ウエディングプランナーという目線で解説していくのでお任せください!

もっと詳しく
ここからは個人的な話にもなってくるのでもっとHirokoについて知りたい!と思ってくださる心優しい方はぜひ読み進めてください笑
日本の結婚式場で働いていた時
新卒でウエディングプランナーとして入社した結婚式の会社では
「担当一貫性」という、最初から最後まで1組の新郎新婦の専任の制度を取っていました。
ウエディングプランナーの業務に
●新規接客
●プランニング
●結婚式当日施工(キャプテン)アテンド
主にこの3つを行います
ほとんどの会社はこの3つの仕事
それぞれ分業しています
(「分業制」と言います)
私の会社は全て一人が最初から最後まで行う、
担当一貫性というものでした
担当一貫性であった分、覚えることも3倍、経験も3倍になっていきました。
まさにウエディングプランナーの仕事を全うできる内容で
ウエディングプランナーという仕事が天職だと思っていました。

天職だと思って走り続けた6年間。
気がつけば120組以上のカップルを担当しチーフプランナーとしてお店をまとめる立場になっていました。
120組と言えど、1組1組真摯に向き合い
ふたりらしさとは? を考えてオリジナルの結婚式を創っていきました。
そのため、毎回私はふたりらしさを出すために挑戦していきました。
毎回違ったメニューやブッフェ内容、新郎新婦の登場の仕方や空気の作り方、BGM、1分単位での進行…
全てにこだわっていきました。
スタッフからは、私の担当する結婚式は毎度イレギュラーなことが多くて困らせることが多く、シェフにも毎回頭を下げていました。笑
でも今思えば、それだけ日本の結婚式って型にはまったものが多いのです。
ハワイでウエディングプランナーとして 様々な結婚式を見た話
大好きな国内結婚式場を退職し、単身でハワイへ。
ハワイではプロデュース会社に所属していたため、ローカルの教会やレストラン、ホテルや邸宅と取引することが多かったのです。
また、ドレスコーディネーターとしても経験を積みました。

日系の企業のため、お客様は 日本人カップルがほとんどでしたが
同じ日本人の結婚式なのに国内ウエディングと海外挙式はこんなにも違うのか! と衝撃でした。
まず、手紙を読まない人が多い。
しんみりした雰囲気にしたくないです、というカップルも多かったように感じます。
また、新郎新婦も心の底から楽しんでいる!
せっかくハワイに来たし!楽しんじゃおう♪ と、ゲストと一緒に思いっきり写真を撮ったり話したりして楽しんでいました。

そして、ゲストと話す時間が長いことに気がつきました。
少人数だからもありますが、余興をされる方はほとんどいらっしゃらず、ほぼ歓談がメイン。
これだけ新郎新婦と話せたらお休みをとって来て良かったな、と思うだろうなと思いました。
そしてゲストもそれを楽しんでいる。
日本での結婚式では堅苦しいのに、ハワイでは歓談のみだとしても「え?余興ないの?」とかにならないですし
日本の結婚式と比べるとかなりカジュアルでした。

こんなカジュアルで、リラックスした結婚式だったら結婚式やりたいって思う人が増えるだろうな…とふと思ったのです。
ハワイの生活を通して 自分自身変わったこと
そんな自由の国アメリカから帰国して、日本の結婚式を改めて考えた時に
私が今、結婚式が決まりました、となったら日本の結婚式場での挙式を選ぶだろうか?と考えたのです。
その答えはNoでした。
理由は、日本の結婚式は決まりごとが多いこと、しがらみが多いこと
見えない「〜しなければならない」が多いこと、納得できないものでも式場に払わないといけないことがあったためです。
でもその時ふと「自分と同じ想いを持っている人がいるんじゃないかな」と思ったのです。
ウエディングプランナーとして自分が良いと思っていないものはおすすめ出来ないし
海外ウエディングと国内ウエディングを知っている私だからこそ、その想いを持っている人に新しい価値観を提案できるのではないか。

そして海外に住んでいた私だから、色んな国の結婚式情報を集めて、
それを日本でも取り入れやすいように情報提供をしていったら
その想いを持った人が「あ、これなら結婚式してみようかな」と思えるのではないか。
そう考えて Sunkissed World Weddingを立ち上げたのです。
Sunkissed World Weddingと
名付けた想い
「Sun Kissed」は「日焼けをした」という意味。
私は生まれつき顔にソバカスがあります。

サンディエゴにて。こんな公園で挙式も素敵♡
幼い頃祖母が外で散歩を一緒にしてくれてたおかげで、ソバカスは広がる一方だったため
美白が命とされている日本では少々生きづらいのですが、
海外にいった時に「ソバカスあるの?個性的で可愛いね!」と褒められたのです。
その時の表現が「Sun Kissed」を使って
「太陽にキスされたようだね」と言われたのがとても嬉しくて印象的だったのです。
まるで太陽から愛されている証拠かのようで、それからソバカスがあることがむしろ誇りになっています。
ソバカスように、日本ではあまり評価されないものでも、ところ違えば、ソバカスが良い!というところもあります。
そのように、結婚式も日本の結婚式では「当たり前」でも海外では「当たり前」ではないのです。
そうやって違いを認めて受け入れて取り入れていくことが
ふたりらしくてユニークですし結婚式がより印象的になります。
そして日本の結婚式しかイメージがない人がほとんどだと思うのですが
海外の結婚式を紹介していくことで「当たり前」がどんどん変わっていくと思うのです。
だから、どんな結婚式でも個性を大事にして欲しい、と思いこの名をつけました。
また、「太陽に愛されている」ように結婚式準備から当日まで全てがHAPPYなものになるような情報を届けていきたい! その願いを込めました。
まとめ
このブログを立ち上げたきっかけは
見えない「〜べき」に囲まれた日本の結婚式を海外の結婚式を発信することで
「あ、こういう結婚式ならやりたい」と思ってもらえるようにすること、
それを発信するためでした。
一人でも多く、このブログを通じて、結婚式しても良いかな、という人が増えたら幸いです♡
海外の実際の結婚式を見にいくには少し時間がかかりそうですが、いつか必ず行きますのでお待ちください!!
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